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菅島小学校との交流学習会(2日目)

2日目の朝は波瀬川散策の後、おいしい朝ご飯を食べてから、さあ出発!香肌小6年生がハゼユリと和歌山街道、本陣の説明をし、波瀬の福井先生に田中邸を案内していただきました。歴史に思いをはせた後は、いよいよ高見峠です。残念ながら、雪はありませんでしたが、鳥居をくぐって少し登ってみたり、斜面をかけ上ったりしながら、山を楽しみました。奈良県と三重県の県境をまたいでみたり、高い場所からの景色を楽しんだり、登ってはみたものの降りられず、滑り降りてズボンを泥だらけにする子もちらほら…。大はしゃぎの子どもたちでした。学校へ戻った後は、みんなで感想を書き、班対抗で豆つかみ競争もしました。最後に給食を一緒に食べ、お別れです。この日の給食には、飯高名物でんがらをデザートにつけてもらいました。とうとうお別れの時間。児童会長同士が握手をし、校長同士、担任同士も握手です。名残惜しそうに別れの時間を過ごしました。「来年は、夏に来て。川で遊ぼう。」「あまごをつって食べよう。」などの声も聞かれました。菅島小の会長さんが「まだ帰りたくない気持ちもあるけど、とても仲良くなれて、いろんなことができて、とても楽しかったです。ありがとうございました。」とあいさつしてくれました。菅島小の校長先生からは、「三重県の東の端で海に囲まれた菅島小と三重県の西の端で山に囲まれた香肌小。もしかしたら一生出会うことのないみんなだったかもしれないけれど、今回交流学習のおかげで、こうして出会うことができて、たくさんの思い出ができて…。これは奇跡ですね。大きくなったとき、どこかで出会うことがあるかもしれません。出会わなくてもそこに友だちがいると思えることはとてもすてきなことです。まさに奇跡です。」とお話がありました。飯高のことをっぎゅ~っとつめこんだ二日間でした。